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2020年06月10日

入梅

 はじめまして。4月からケアプランふくしあで働いております市川と申します。以後よろしくお願い致します。

 コロナに加えて気温の変動が大きくなりましたが、体調変わる事なく過ごせておりますでしょうか?

 さて、本日は入梅です。梅雨入りです。週間天気を見てみると関東も週末から雨予報が増えています。いい機会だったので少し梅雨について調べてみました。
そもそも入梅は江戸時代に梅雨入りの時期を知る事は農家が田植えの日を決める上に重要とのことで目安として決めた日だそうです。なので実際の梅雨入りとずれたりするんですね。今よりも昔の方が天候に色々な事が左右されていたこともあり、各国で紀元前の頃から天気を予想していたそうですが、数値による天気予報は1955年(日本は1959年)から始まったそうです。意外と最近なんですね。加えてその頃は気象庁以外は天気予報を発信してはいけなかったそうで、全てのメディアの天気予報は気象庁発表だったそうです。なので、どこをみても天気予報は同じだったそうです。そして平成5年に天気予報が自由化され、気象庁以外の天気予報が流れるようになったそうです。本当に最近ですね。全く記憶になくて今回改めて調べてみて驚きましたが…皆様ご存知でしたでしょうか…

 最初は梅雨について調べてみたのですが、そこから天気予報の歴史が入ってきました。インターネットってすごいですね。今では当たり前ですが、2000年代のインターネット、携帯電話の普及で朝の少しの時間でも天気予報を見れるようになったわけですから。

 これ以上調べると、どんどん長くなってしまいそうなのでこの辺にしておきます。最後まで読んでいただいてありがとうございました。
                                             雨男の市川が担当しました。  


Posted by ふくしあ-セブンスマイル at 09:40コメント(0)
ケアプランふくしあ-居宅介護支援

2020年06月03日

COVID-19(新型コロナウイルス)と経済

 密林の中でチンパンジーが札束を数えてニンマリとしている、イルカがコインを加えて海の中でショッピングしているという事はない。生物界の中で貨幣というシステムを操るのは人間だけということは、それはホモサピエンスという種が持つ固有の癖ということである。文化人類学者のレヴィ=ストロースは、「人間社会は交換から始まる」と言っている。養老孟司氏は交換が可能になる為には等価交換(=)、ある物とある物が「同じ」という意識作用が前提条件だと指摘している。しかし、自然界では本来A=Bという関係が成り立つ物など何もないというのが厳然たる事実である。リンゴ1個=100円 ボールペン1本=100円 ∴リンゴ=ボールペンというもともと比較対象する事すらできない物を「同じ」として流通させる事は本質的には幻想でしかない。
 貨幣が金本位制まではこの幻想性に一定の箍が嵌められていたが、変動為替相場制になり箍が外れ幻想性が病的に肥大したのが今の社会ではないのか。金融経済に於いてある会社の時価総額何兆円など、キャッシュレス社会の中で、電子デーダ上で利権のやり取りをしているだけではないのか。箍が外れた人間の癖によって構築された社会の足元をCOVID-19に掬われたというのが今の社会経済状況のような気がする。
 正直、60年以上生きて来て私は未だに貨幣というものがよく分からない。貨幣の事がよく分からず、かつ、いざとなれば尻を拭く事も出来ない紙切れになる可能性のある日本銀行が発券する諭吉の熱心な信者にもなれない私が貧乏であるという事はよく分かる。

 3年毎に行われる介護報酬改定の際に、必ず抑制圧力を主張してくる経団連は社会保障に対して、正真正銘お荷物だと思っているのだろう。COVID-19の問題で大企業が経営破綻の危機に陥った場合には、以前、金融機関に行ったように公的資金を資本に投入することも囁かれているようだが、要するに企業丸ごとの生活保護対策みたいなものだろう。ちょっとした条件の変化で人は救済(お荷物と思われる)される側に立たされるという事である。中井久夫氏が『看護のための精神医学』の中で「だれも病人でありうる、たまたま何かの恵みによっていまは病気でないのだ」という謙虚さが、病人とともに生きる社会の人間の常識であると思う、と著している。病人を困窮(病人=困窮)に置き換えてもそのまま人としての振舞いの指針として成立すると思うが、上層の人々にはどうでもいい事なのかも知れない。このコロナ禍の中にあっても内閣は経済財政諮問会議を利用し全国の公立・公的病院の内424の病院を統廃合させ、最大で20万床のベッドを減らすよう厚生労働省に指示を出しているが、それを考え直す気は全く無い様である。

 エコノミクス(経済学)の語源であるギリシャ語の『オイコノミクス』とは、「共同体の在り方」を意味する言葉だそうです。漢語における「経済」とは、「世の中を治め、人民を救う」ことを意味する経世済民(若しくは経国済民)の略語だそうです。
 貧乏の「乏」は白川静によれば「仰向けの死体の形」という事である。社会的動物である人間にとって究極の貧乏は死を意味するのであろう。

 このコロナ禍が、人間の癖をいたずらに肥大化させる市場原理主義的な社会に大きなダメージを与え、期せずして互助互恵による人間の連帯性を尊重する経済社会へと、価値の機軸が変り、自然的・社会的・個人的人間として調和の取れた生き方ができる世界への転換点となるのであれば、それは、今の大人達にとっては受難かもしれないが、次世代にとっては福音になる可能性を秘めているのかも知れない。
 
 「人間は自分自身の歴史をつくる。だが、思うままではない。自分で選んだ環境のもとではなくて、すぐ目の前にある、与えられた、持ち越されてきた環境のもとでつくるのである。」(カール・マルクス:「ルイ・ボナパルトのブリュメール18日」)

 人間の癖を肥大化させてきた結果もたらされている気候変動や原発問題など、私たちは次世代に対して何を持ち越させようとしているのだろうか。そもそも自然は人間の癖を成立させるために存在している訳ではない。レヴィ=ストロースが言うように、世界は人間なしに始り、人間なしに終わっても何の不思議もない。今、人間の意図とは全く関係なしに有効な環境対策が世界中で行われている。

 パパラギ(白人)は一種特別な、そして最高にこんがらがった考え方をする。彼はいつでも、どうしたらあるものが自分に役立つか、そしてどうしたら自分の権利になるかと考える。それもたいてい、ただ一人だけのためであり、皆のためではない。
 パパラギはこうも言う。「このヤシはおれのものだ」なぜかというと、ヤシはそのパパラギの小屋の前に生えているから。まるでヤシの木を、自分で生やしでもしたかのように。ヤシは、決してだれのものでもない。ヤシは、大地から私たちに向かって差し伸べもうた神の手だ。神はたくさんの手を持っておられる。どの木も、どの花も、その草も、海も空も、空の雲も、すべてこれらは神の手である。私たちは手を握って喜ぶことは許されている。だがしかし、こう言ってはならない。「神の手は俺の手だ」しかしパパラギはそう言うのだ。
(パパラギより)

              ケアプランふくしあ  木藤
  


Posted by ふくしあ-セブンスマイル at 08:22コメント(0)
ケアプランふくしあ-居宅介護支援

2020年05月31日

熱中症対策を万全に!

今年はコロナの影響で、車での外出レクを控えていましたので、利用者様に“鯉のぼり”や“藤の花”など季節を感じて頂く機会が少なく、とても残念でした。

そして気が付くと季節は夏を迎えます。
緊急事態宣言が解除になり、少しづつ日常を取り戻しつつありますが、当分の間は利用者様には「マスクの着用」などをお願いすることになります。

しかし、夏場のマスク着用は熱中症のリスクを高めると考えられています。
マスクは呼吸での体温調節を難しくして、逆に体温を上げてしまう恐れがあること、そして口中が加湿され喉の渇きを感じなくなり水分補給が少なくなってしまうことが要因になります。今年も平年並みか平年以上の暑さという予報がでていますので、熱中症対策は万全にしていきます。

ふくしあの家では1時間ごとにはお茶だけではなくアイスやスポーツドリンクなどをコマめに摂っていただくようにしています。そしてこの夏を乗り切っていきたいと思っています。

コロナに負けるな!

暑さに負けるな!

★☆★☆★☆★☆

和紙で「ちぎり絵」をしました。


とても素敵な作品ができあがりました。



ふくしあの家が担当しました。
  


2020年05月18日

5月さつき

ふくしあの家では緊急事態宣言の中、オレンジカフェの開催やボランティアさんの活動を自粛させていただいています。

ご利用者様にも通所中マスクの着用をお願いしたりと不自由な思いをして頂いています。

でも、そんな時でも、中に閉じこもってばかりでなく、出来るだけ外へ出て、散歩や外気浴をして頂いています。



桜並木に咲く草花を見たり



外のベンチで外気浴をしたり

☆★☆★

早くいつもの活動が出来るように祈っています。

今月はふくしあの家が担当しています。




  


2020年05月05日

5月5日 こどもの日

今日 5月5日 こどもの日です。
もともとは「端午の節句」と呼ばれていて、男の子をお祝いしていましたが、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」お休みの日と決められてから、端午の節句をこどもの日と呼ぶようになったとか・・・
さて、いつもならこの時期、鯉のぼりを見に、楽しい外出レクでドライブに出かけるのに、コロナウィルスの影響で休止中。昨年の鯉のぼり
その代わりに、利用者様と立派な「ふくしあ鯉のぼり」を作成しました。うろこは、折り紙の兜で作りました。

お父さん 真鯉 の完成!

利用者皆様の頑張りで、3匹完成しました。元気よくおよいでいます。

さて、ここで問題です。お父さん・お母さん・こどもの鯉のぼりですが、1匹他の2匹と、どこかにちがいあります。   もちろん、色、大きさ以外です。 わかるかな~?









  


Posted by ふくしあ-セブンスマイル at 23:10コメント(0)
ふくしあ吉川-通所介護(デイサービス)

2020年04月21日

大作です。

ふくしあの周りの景色は淡いピンクの桜も青々とした色の葉桜に変わりました。


新型コロナウィルスが流行し、色々なことが延期や中止、自粛といったことになり今までにないことが起こっています昨今です。


ふくしあ吉川の様子はというと、病気に負けないようにと、朝のラジオ体操と下肢の運動に始まり、吉川市のなまらん体操やうめぼし体操、納豆音頭など様々な運動で利用者様とスタッフで体力作りに励んでいます。


今年は7月から東京オリンピックということで、利用者様からの提案もありオリンピックとパラリンピックの大きな壁画作りを2月から行っていました。

お花紙を小さく丸めるのも意外に難しく、手や紙を湿らせるなど利用者様の知恵をお借りしました。





紙に貼るには、のりをたっぷりつけなくてははがれてしまい何度もつけたりして行いました。





途中、オリンピックの延期のニュースも流れ、どうしようかということにもなりましたが完成を楽しみにされている方もいるといことで最後まで行うことにしました。


そんなこんなで3ヶ月ぐらいかけてやっと完成しました。




大作です。

ここ最近では一番の出来ではないでしょうか。


ふくしあ吉川 高橋

  


Posted by ふくしあ-セブンスマイル at 11:27コメント(0)
ふくしあ吉川-通所介護(デイサービス)

2020年04月14日

新型コロナウィルスに負けずに・・・

私事ですが、1月末より右足のふくらはぎが張っているなあ~と思い整形外科で診てもらったところ腰椎椎間板ヘルニアと診断がでました。 そんなにすぐに悪くなると思っていませんでしたが、2月末 仕事中に急に歩けなくなり、そのままお休みに・・・。手術・リハビリを行い4月1日より職場復帰をしました。
その間も現在も新型コロナウィルスは、毎日感染者が増え続けています。
感染症の基本 30秒の手洗い・消毒・マスク着用と言われています。
ふくしあ吉川でもご利用者様に朝の送迎時からマスク着用で、その場で体温測定をして頂き、来所時に手洗い・うがい・消毒・再度体温測定の協力のもと飲食する以外は、一日中マスク着用でのご利用を続けていただいています。
体操、運動、散歩時にもマスクをしての参加ですが、いつも通りの事ができていて、皆様に感謝です。
レクリエーションで盛り上がる、音楽レクリエーション・カラオケは封印していますが、職員のアイディアで食べ物限定のしりとりは、曜日対抗で行ったので、同曜日の方が1つになり、なんと1番の曜日は15分間で80個も・・・
活気があり楽しんでいただけていたようです。
新型コロナウィルスは、まだ終息には時間がかかると思いますが、利用者様・職員が笑顔で免疫力を高め乗り切って行けたらと思っています。

ふくしあ吉川 木藤  


Posted by ふくしあ-セブンスマイル at 20:09コメント(0)
ふくしあ吉川-通所介護(デイサービス)

2020年02月28日

もうすぐ春なのに・・・

今 家に帰りテレビをつけると、新型コロナウイルスの話題ばかりです。
予防の方法は知られているのに、一つの手段であるマスク、消毒液が売り切れでは。
今はやれることから、続けましょう。 手洗い。うがい。そして、顔を頻繁に触らないことも大切ですface_08
そして一刻も早く事態が収束し、安心してお花見でもできるようになりたいですね花赤

さて、今回は誤嚥性肺炎について少し書いてみます。
「誤嚥性肺炎」とは・・・???

唾液や口の中で増えてしまった細菌が気付かないうちに、誤って気道に入り込むことで起きる「肺炎」のことを言い
口の機能が低下した高齢者や、寝たきりの状態の方に起こりやすいです。
予防法として
口の中の細菌数を減らすことが重要で、乾燥予防と歯磨きで口の中の清潔を保つことが大切です。
食後すぐに歯磨きができない時は「うがい」が効果的。

その他、デイサービスでも行われている 嚥下体操(えんげたいそう)も予防になります
嚥下とは飲み込みの事。口から食べ物が入って食道へ送り込む一連の動きの事。
年と共に舌や口の周り、首などの筋肉も固くなり鍛えることが必要になります。

舌の体操face_03
 口の両端や鼻の下などいろいろな方向に動かします
頬の体操
 ほほを膨らませたりすぼめたりします
首の体操
左右に傾けたり、左右にゆっくり1回ずつ回します

食事の前に毎日続けられたらいいですね。ぐるめ


          ケアプランふくしあ   檜木ゆかり  


Posted by ふくしあ-セブンスマイル at 13:48コメント(1)
ケアプランふくしあ-居宅介護支援

2020年02月21日

見上げてごらん夜の星を

 梅や水仙など早春の花が見ごろですね。日も冬至の頃より伸びてきましたが、仕事を終え、帰宅し犬の散歩をする頃は日が落ち、空には星が輝き始めています。

春日部辺りでも空気が澄んでいる冬の夜空はそれなりに星が輝いており、散歩をしながらそれを眺めるのが楽しみとなっています。
すぐに目につくのは冬の代表的な星座のオリオン座ですが,それがこの冬は輝きが弱いような気がして、気のせい?それとも目の老化のせい?と考えておりました。
そうしたらなんとオリオン座の右肩の位置にある赤星超巨星ベテルギウスがこれまでの半分くらいの明るさになっているという新聞記事を見つけました。超新星爆発を起こすのではないかと話題になっているそうです。
地球から700光年の距離にあり800万歳で半径が太陽の1000倍もある巨大な星の寿命が終わろうとしているそうですが宇宙の事なので爆発は明日かもしれないが10万年後かもしれない。もしかしたら実はすでに爆発していて、光が届いて私たちが確認できるのは700年後かもしれないと書いてありました。

天文学の事はよくわかりませんが壮大なスケールの事を考えながら空を見上げていると1日の疲れが吹き飛ぶ気がします。
星空を見るという事は、遠くを見るという事で、遠くを見ると、目の筋肉がリラックスし頭痛や肩こりにも良いようです。
また、背筋がスーッと伸び自然と呼吸もゆっくり深呼吸になり気持ちも落ち着きます。

 以上 星空観賞のおかげで寒い日の夜の犬の散歩がくじけずに行けている黒田でした。

              


Posted by ふくしあ-セブンスマイル at 14:37コメント(0)
ケアプランふくしあ-居宅介護支援

2020年02月04日

環境問題

 グレタ・トゥンベリさんの環境活動や近年の気候変動などを環境問題がクローズアップされている。
 水洗トイレや蛇口を捻ればお湯が出るという事が当たり前ではないと言われて、そう言われればそうかも知れないと体験的に振り返る事が出来るのは昭和30年代生まれまでだと思う。
 このブログをアップするのにも閲覧するにもエネルギーコストが掛かっている。企業から殆ど閲覧されることなく、ただ削除されるだけの莫大なメールがユーザーに送信されている。送信にも削除にもエネルギーコストが掛かっている。(ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、モネロの主要な4種類の仮想通貨のマイニングだけでキューバの使用電力と同じ程度になっていると推計されており、電力消費の限界で仮想通貨は破綻するという予想もあります。:月尾嘉男氏)
 日本では、年間2,759万トンの食品廃棄物等が出されている。このうち、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」は643万トン。これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食糧援助量(平成29年で年間約380万トン)の1.7倍に相当します。また、食品ロスを国民一人当たりに換算すると"お茶腕約1杯分(約139g)の食べもの"が毎日捨てられているそうです(農林水産省及び環境省「平成28年度推計」)。食料自給率はカロリーベースでは37%で後の63%は輸入という事である。実質的には何も生みだす事のない食料生産、物流、廃棄にエネルギーだけを消費し経済成長したと喜んでいるのである。昔の常識人であれば、罰当たりと言ったであろう。
 物質循環という視点から今の経済活動が抱えている本質的問題を指摘したのは、養老孟司氏(バカの壁)だと思う。樽に入っている酒を八ちゃんと熊ちゃんが互いに酌み交わしながら酒を売買している構図(花見酒)が今の経済活動だと。酒を石油に置き換えたのが現代社会である。この問題を経済の専門家であるアナリスト達が全く指摘しないのは何故なのだろうか?
 私たちは炭素循環だけでなく大気中の窒素ガスと水素ガスを反応させてアンモニアを合成させる「ハーバー・ボッシュ法」の開発により窒素循環も大きく変えている。大河内直彦氏によれば、「人類は大量のエネルギーをアンモニア合成につぎ込んでいる。その量は1年間になんと5000兆キロジュールにも達する。これは大型の原発150基分にも相当する莫大な量」という事だそうです。このアンモニアをもとに硫安などの窒素肥料が作られ食料生産が飛躍的に伸び、人口爆発につながっている。化学肥料などがなかった頃の農家が窒素を土に還元するためにどれくらい苦労していたか。昔、水田でレンゲを栽培していたのもマメ科植物と共生する根粒菌による窒素固定を利用したものである。先人の知恵である。
 月尾嘉男氏よれば、「人類の歴史を500万年とすると、その99%の期間は狩猟採集生活で、1人の人間が1日に消費するエネルギーは2500キロカロリー程度でした。1万年前くらいに農業を手中にすると、耕作に牛馬を使ったり、灌漑に風車を使ったりするようになり、消費エネルギーは1万キロカロリー程度に増加しましたが、それでも使用するエネルギーはすべて自然エネルギーでした。19世紀になって蒸気機関やガソリンエンジンを発明し、工業社会が到来しますが、石炭や石油など化石燃料を利用するようになり、そのため使用するエネルギーは7万5000キロカロリーになり、現在では25万キロカロリーを消費して便利な生活をしています。500万年という人類の歴史の最後の0・005%という一瞬のような時間に1人あたり100倍のエネルギーを使って生活しているというのが現代社会です。」要するにエネルギー漬けになっているということである。
 産業革命頃の人口が15億人前後ということは、循環型農業で養える人口が15億人前後ということなのであろう。環境問題の根本的解決とは人口を減らす事と、一人当たりのエネルギー使用量を減らす以外に方法はないのである。気候変動が人間の活動によるものかそれとも自然現象によるものかクリアカットな因果関係はまだ不明なのかもしれないが、マイクロプラスチックによる海洋汚染やネオニコチノイド系農薬による昆虫の激減は明らかに人間の責任であろう。現代の環境問題は人間中心主義(ヒューマニズム)が招いた成れの果てなのかも知れない。人間が理解できる範囲内の論理性や合理性といったものが、更に大きな系の中では不合理でしかないということは十分にあり得ることだろう。人間の都合だけで物質循環をいたずらに肥大化させることを止められるかどうかは、今まで築き上げて来た物を手放す事が出来るかどうか、その学び直し(unlearn)が本気で出来るどうかであろう。「気候変動のような大きな問題は楽しく、クールで、セクシーに取り組むべきだ」などといった甘ったるい情緒論で解決できるようなものではない。
 ネイティブ・インディアンのホピ族には、物事を選択する時には、7代先の子供たちの事を考えて決めなければならないとい教えがあるそうです。
 実話なのか寓話なのか分かりませんが、白人がネイティブ・インディアンに対して、地面に小さな円を描き、これがお前たちが知っている世界だといい、その後その円を包むように大きな円を描きこれが俺達白人の知っている世界だ、だからお前たちは俺達に言う事を聞いていればそれでいいんだと。そうしたら、ネイティブ・インディアンがさらに大きな円を描き、これは白人もインディアンも知らない世界だと。
 今、海水温の上昇により海底のメタンハイドレートが融解しメタンガスが大気中に放出されてしまうのではないかということを一部の気象学者が後戻りすることが出来なくなる臨界点として危惧しているそうです。

             ケアプランふくしあ 木藤  


Posted by ふくしあ-セブンスマイル at 12:23コメント(0)
ケアプランふくしあ-居宅介護支援