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2019年10月31日

秋は短し・・・

ついこの間まで、暑くて暑くて(^-^; 今は朝晩めっきり涼しくというか寒い日もありますねface_08
先日の台風、大雨で怖い思いをされた方、避難を余儀なくされた方などいたのではありませんか?吉川市は、大きな被害はなく済んだようですが、他県の被害状況をテレビで見るたびに胸が痛くなります。我が家でも防災グッズを見直ししました。

話しは変わりますが、先日「たった一言で相手に好かれる魔法の言葉」と言う講座に参加してきました。講師の先生の笑顔がとても印象的で
いい時間を過ごすことが出来ました。その中で私の心に残っていることを少し書こうと思います。

昔は「笑顔」のことを「咲顔」と書いたそうです。
あなたが、目の前の人の為に「笑顔」を花のように咲かせたとき、そのあなたの笑顔に救われる人(仲間)がいるかもしれません。
男性であれ、女性であれ、性別に関係なく、人の笑顔には「まわりの人を元気にする力」があるのですからface_02
私たちの仕事も対人の仕事です。日々利用者様と向き合い、家族様と向き合い、職場の仲間、自分の家族ともface_02
笑顔で接する簡単なようで私はどうだろうと考えてしまいます。
「言葉の魔法」とは?
ネガティブな感情→ポジティブな感情 人は、人から褒められると幸せを感じたりその場の雰囲気がよくなったり、褒められた人も自分に自信が持てるようになったり。
私は実はネガティブな感情の側です。なかなかすぐには自分を変えることも難しいかもしれません。だからなおさら、こんな私でも人から褒められたりするとかなり自信が持てるように思います。褒められることなんてそうそうないとは思いますが、せめて人と接する時は、これからも
「笑顔」で接することを心掛けたいと思います。face_02face_02face_02

ケアプランふくしあ 檜木  


Posted by ふくしあ-セブンスマイル at 09:17コメント(2)
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2019年10月18日

セラピューティックケア パート2

 以前にもお伝えした”セラピューティックケア”をふくしあの家のご利用者様に受けていただきました。2019.10.18
セラピューティックケアは手の温もりで心に温もりを伝えるケアです。優しく身体に触れるだけで「オキシトシン」という癒しホルモンが分泌され不安やストレスを軽減し安心感や信頼度を高める効果があると言われているものです。初めて受けて下さる皆様は「優しく身体を撫でるだけですよ!」と言ってもどんなことをされるのかと緊張しているのが手のひらを背中に当てた時に感じられます。2019.10.18.2
それがゆっくり、ゆっくり、手のひら全体で優しくケアを続けていくとだんだんリラックスされてきているのが伝わってきます。201910.18.2
ケアを行う時にはヒーリング音楽をかけ、茶香炉から緑茶の香りを漂わせます。香りや優しい音楽の中でケアを行うと呼吸を整え、α波の活性化を促し、癒しの相乗効果が得られるようです。アロマには色々な良い香りがありますがお茶の香りに癒されるのは日本人だからでしょうか?マッサージ、音楽、香り、どれか一つでも心地よいと感じて頂けたら何よりですface_01皆様いかがだったでしょうか?
何処でも、いつでもできますので、受けてみたい方は「やって!」と声かけてくださいface_02

                ケアプランふくしあ黒田でした。  


Posted by ふくしあ-セブンスマイル at 14:37コメント(0)
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2019年10月09日

施設が置かれている状況

 愛知県岡崎市にある社会福祉法人ライトが経営難を理由に静岡市内で経営する三つの特別養護老人ホームの閉鎖を検討しているというニュースがありました。(このような事態が生じることは充分に予見できたことであろうし、恐らく、第2、第3と閉鎖する施設が出てくると思います。)

 特養に於ける介護に係る人員基準に「3:1」というものがあります。入所者3人に対して介護職員が1人というものです。この数字だけを見ると充分に介護職員が配置されているように思われるかも知れません。しかし施設は365日24時間稼働しています。1日の労働者の労働時間は8時間です。1週間の内2日は公休日です(5÷7≒0.7)。要するに「9:0.7」、平均すると一人の介護職員で12~13人の入所者を介護することになります。しかも、祝日、有給休暇を一切取得しない条件で。
 特養での介護職員の勤務状況は早番、日勤、遅番、夜勤など各施設の状況により勤務シフトを工夫し業務に当たっています。夜勤帯の人員基準は25~30人を1人の介護職員が担当する事になります。ユニット型特養(1ユニット:10人)だと2ユニットを1人の介護職員が担当する事になります。1人でも熱発者がいたり、不穏な人がいると夜勤帯を担当する介護職員はてんてこ舞いする事になります。入所者が60人なら介護職員2人、100名なら4人の介護職員を配置する義務があります。労務管理をする立場にある者からすれば、夜間帯は少人数で対応しなければならないので、能力の低い者同士でペアを組ませることは基本的に避け、比較的能力の高い職員と能力の低い職員をペアにする確率が高くなります。そうすると、能力の高い職員に常に負担がかかる状況が作られ、辞めて欲しくない職員が離職していく可能性が高くなるというジレンマを抱える事になります。
 施設入所の相談窓口は、その施設の相談員が受け付ける事になります。もともと、相談員に配置される人ですから、基本的に愛想が良い人が殆どです。ですから、施設入所の相談に行って、窓口になってくれた人が愛想がいいからといってその施設がいいとは限りません。新しい施設はきれいですが、建物が介護する訳でもありません。また、臭いがする施設は良くないと言われる事がありますが、たまたま、オムツ交換の時間帯に施設を見学した場合には、どうしても臭いはあります。介護職員を募集してもなかなか人は来てくれません。他に働くところがなくて応募してくる人が多いという実態もあります。
 今の介護施設の置かれている状況で、”良い施設“を探すというのはあまり現実的ではないように思います。”酷い施設(某損保系列のベランダから高齢者を放り投げるような施設や、暴行が横行するような施設等)“を見分けるという意識を持つことの方が大切だと思います。
 一つの指標として、実際にケアに当たっている職員たちの表情が能面のような場合には、私なら自分の親をその施設に入所させる事はないと思います。

ケアプランふくしあ  木藤
  


Posted by ふくしあ-セブンスマイル at 16:06コメント(0)
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2019年06月26日

おいーるショック

こんにちは!梅雨の合間の晴れの日です。こんな日は仕事も気持ちよくできますはれ
日々仕事をする中,心掛けていることは、時間を含めた約束
それなのに、あれ?今日は何日?なんて日常茶飯事。
タイトルにも付けましたが(引用)老いはいつの間にか・・・
1日1日を大切に過ごしたいですね。
さて

利用者様と話の中でも良く耳にする中の一つに「骨粗しょう症」があります。
骨粗しょう症とは、エストロゲンが減少した50才以降の女性に多い病気です。
エストロゲンが減少すると、骨の形成と吸収のバランスが崩れ、骨が弱くなります。
伴い、歯や、歯を支える骨も弱くなりますので、骨粗しょう症を患っている人は歯周病が重症化しやすくなると言われています。
また、骨粗しょう症のお薬(BP製剤)を服用していると、抜歯などの外科治療が難しくなります。

先日知り合いの方が、知らずに近くの歯医者へ行き、BP製剤を服用していたことで、
ここでは抜歯ができません。と大学病院を紹介され、松戸まで行くことにあせ
今は無事治療も終わったとの事ですが通院が大変だったと言われていました。



骨粗しょう症予防として食事療法があります。バランスの良い食事を規則的にとるのが基本ですが。
牛乳、小魚、干しエビ、小松菜、青梗菜、大豆製品などの他、
温州ミカンに多く含まれるβークリプトキサンチンが骨粗しょう症のリスクを軽減する効果があるそうです。

これから暑くなります。骨粗しょう症の予防の為だけではなく、暑い夏を乗り切るためにもバランスのいい食事
に心がけ、おいーるショック【老いるショック】も気にせずに頑張っていきましょうUPUP


  ケアプランふくしあ檜木でした






   


Posted by ふくしあ-セブンスマイル at 14:33コメント(2)
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2019年06月12日

ありがたい

 ありがたいの語源である「ありがた・し (有難し)」を岩波古語辞典で引いてみる。 
《有ることを欲しても、なかなか困難で実際には少ない、無いの意。稀なことを喜び尊ぶ気持ちから、今日の「ありがたい」という感謝の意に移る》
「有難う」「有難く頂戴します」などの語源である「ありがた・し」とは元々、在る事、存在する事それ自体がかけがえのない尊い事だという感謝の気持ちを表現する言葉である。

 小児科医でありかつ自身が小児麻痺である熊谷 晋一郎氏の記事がありました。紹介させて頂きます。
 「自立は、依存先を増やすこと、希望は、絶望を分かち合うこと」
“自立”とはどういうことでしょうか?
一般的に「自立」の反対語は「依存」だと勘違いされていますが、人間は物であったり人であったり、さまざまなものに依存しなけと生きていけないんですよ。
 東日本大震災のとき、私は職場である5階の研究室から逃げ遅れてしまいました。なぜかというと簡単で、エレベーターが止まってしまったからです。そのとき、逃げるということを可能にする“依存先”が、自分には少なかったことを知りました。エレベーターが止まっても、他の人は階段やはしごで逃げられます。5階から逃げるという行為に対して三つも依存先があります。ところが私にはエレベーターしかなかった。
 これが障碍の本質だと思うんです。つまり、“障碍者”というのは、「依存先が限られてしまっている人たち」のこと。健常者は何にも頼らずに自立していて、障碍者はいろいろなものに頼らないと生きていけない人だと勘違いされている。けれども真実は逆で、健常者はさまざまなものに依存できていて、障碍者は限られたものにしか依存できていない。依存先を増やして、一つひとつへの依存度を浅くすると、何にも依存してないかのように錯覚できます。“健常者である”というのはまさにそういうことなのです。世の中のほとんどのものが健常者向けにデザインされていて、その便利さに依存している事を忘れているわけです。

 何を持って生産性のある人間、生産性のない人間というのであろうか。自立支援とは生産性のある人間が、生産性のない人間を生産性のある人間に変革するということなのだろうか。恐らく、今の社会で言う自立している人間とは、都市化された社会の中で適切な振舞いが取れることと、経済生活が行えていること、この2点をクリアーしている人間のことを言うのであろう。それ以外は生産性に問題のある自立していない支援が必要な人間ということなのだろう。
 自己家畜化している都市生活者が一人サバンナに放り出されればなす術もなく死を待つだけだろう。都市生活者の自立とは、エネルギーの大量使用による幾重もの保護膜による守りとそれによって生じる環境負荷という外部不経済性を垂れ流すことによってやっと成り立っているだけである。元々、相互依存の中でしか人は生きられないという当たり前の事を忘れているのは、都市化された社会の中で自立していると錯覚している側の人間なのである。生産性で人を選別する発言をした国会議員と相模原障害者施設殺傷事件を起こした人間は傲慢性に於いて通底している。

 ホスピスに勤務されている沼野尚美氏が書かれた「癒されて旅立ちたい」という本の中で妊娠中に癌が判明した若い妊婦さんの事を記述されている所があります。略して紹介させて頂きます。

 Sさんは妊娠中に自分が癌にかかっていることを知りました。母親になれる喜びをかみしめながら、生まれてくる赤ちゃんのための準備を進めていたのです。とにかくすべてが初めての経験でしたので、体調が悪いのもつわりのせいと思い込んでいました。やがて、その症状は癌のためであることがわかり、彼女は大きな人生の選択をすることになりました。
 医師からは「今、赤ちゃんを堕ろせば、あなた自身の命が長く延びる可能性が高くなります」という説明を彼女は受けました。しかし、与えられた命を守ってやりたいといって、彼女は産むことを決心するのです。自分の体の中に、誕生と死の両方を抱えてまったく迷いがなかったと言えば嘘になるでしょう。しかし、彼女は現実を正しく理解した上で、自分にとってリスクの高い道、お腹の中の赤ちゃんの命を守る道を選びました。
 無事に元気な赤ちゃんを出産した後、末期癌患者となった彼女に後悔はないか聞いてみました。「後悔していない」と彼女ははっきりと答えました。ただ、育てていくことのできない悔しさと悲しみ、体力がないためにしっかりと抱きしめてあげられない子供への申し訳なさを、涙ながらに語りました。

「在る事」「存在する事」それ自体が有難く尊いのであ。その事を腹の底から了解できるような人間になれるよう努力して行く事が相互依存の中でしか生きていく事の出来ない人間の自立性なのでなないだろうか。上から目線で金科玉条のように「自立支援」を唱える自立していると錯覚している側の人々の無明に光が届きますように。

            ケアプランふくしあ   木藤
  


Posted by ふくしあ-セブンスマイル at 08:14コメント(0)
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2019年06月05日

性別

 チョークバスという魚は1日に20回もオスがメスに、メスがオスに性転換するそうです。その他にもその集団の中で優位に立つオスがいなくなると、No.2だったメスがオスに性転換する魚もいるそうです。

 以前、ダイオキシンやPCBといった内分泌撹乱物質(環境ホルモン)により、河川に生息する鯉のオスがメス化しているのではなかと言われていた事があったが、主原因は、当初疑われていたダイオキシンやPCBよりも、屎尿処理後の排水中に含まれる人の尿由来の女性ホルモンや避妊薬に含まれる合成女性ホルモンであることが判明している。
 性は状況によって案外揺らいでいる。

 私たちの性は性染色体が「XY」であれば「男」、「XX」であれば「女」という事になっている。性別が遺伝のみで決定するのであれば、性別の問題はもっとシンプルな現れ方をするのであろうが、性が遺伝とホルモンによる二重支配を受ける事と、人間の場合その時代が求める男らしさや女らしさといったジェンダーも絡まり、思いのほか面倒臭い。

 胎児の体は基本的に女性型であるが、「XY」を持った胎児は2ヶ月頃になると、Y染色体上にある遺伝子の働きで作られた精巣からテストステロンが大量に分泌され(アンドロゲンシャワー)、母胎内で「男性化」(精巣の陰嚢下降、陰茎の形成、脳の性差形成など)が進行し男児として産れてきます。

 妊娠を維持して行くのに必要な女性ホルモンの一種である黄体ホルモンにはアンドロゲン作用があります。凶悪な少年犯罪を起こした少年の中に、母親が流産を予防する為に合成黄体ホルモンを含んだ流産予防の注射を受けていため、胎児期に「超男性化」を起し過剰な攻撃性を持ってしまったのではないかと疑われるケースもあるそうです(現在の流産予防薬にはそのような副作用はありません)。
 女児も胎内にいる時から、母親の卵巣や副腎、また自らの副腎からの男性化ホルモンの影響を受けます。胎内環境の男性化ホルモン濃度が高いと、いわゆるおてんば娘になる。恐らくそれが強いと、体は女だが、心(脳の男性化)は男という状態が作られるのかもしれない。

 アンドロゲン(男性ホルモン)不応症といって細胞膜に先天的にアンドロゲンに対する受容体を欠損した新生児が10万人に1~5人くらいの割合で誕生するそうです。男性ホルモンに細胞が全く反応しないため、遺伝上は「XY」で男性であるが、母胎内で「男性化」することなく形は女児として産まれてくるため、当然、親も女児と思い女児として育て、そして本人も何の疑いもなく少女として児童期を過ごす事になる。しかし、歳頃になっても生理がないので診察したところ、実はアンドロゲン不応症が判明するという人がある一定の割合でいるということである。性の同一性とは何によって裏付けられるのであろうか。それまで生きて来た履歴によって形成されてきた内面的な性を単に生物学的な事実のみで決定できることなのか。ある国会議員の定義からすれば生産性のない性の持ち主という事になるのであろうか。
 国体維持や社会保障維持を意識して子供を産む親がいるのであろうか。子供を産まない人間が悪いという発言をする政治家は国体維持を意識して自分の子供を産んだのだろうか。それとも他人の子供だけに国体維持機能を押しつけているのだろうか。そもそも連綿と命が引き継がれてゆく新たな生命の誕生とは、本質的には人の理解(言語)の及ばない深遠な「事祝ぎ」であろう。それを生産性にしか結びつけて捉えられない国会議員がいて、そしてそれを擁護する国会議員が存在する。それを選んでいるのは国民である。現代社会に生きる人間が内包している病理の現れなのだろう。


             ケアプランふくしあ  木藤  


Posted by ふくしあ-セブンスマイル at 08:19コメント(0)
ケアプランふくしあ-居宅介護支援

2019年01月30日

脳の中の小人(ホムンクルス)

はたらけど
はたらけど猶わが生活楽にならざり
ぢっと手を見る

石川啄木の短歌です。まるで、官製デフレ制度の中で働いている介護業界労働者の現状を代弁してくれているような短歌に思えてきます??


(wikipedia)

上の図は有名なペンフィールドの「脳の中の小人(ホムンクルス)」です。脳内でボディーと対応している感覚野と運動野の比重を表したものです。
私たちは、視力という特殊感覚を介して外部情報の75%位を得ているらしい。その眼で手という脳の中で大きな比重を占めている部位をじっと見ている。内省とは養老孟司氏風にいえば脳内ループという事になるのだろうか。文学作品といえどもその作品が支持される為には生物学的基盤という裏打ちが必要なのだろう。手を脛に置換した場合この作品の共感性は一気に低下することは想像に難くない。

単語で表現されている人体(体表)の部位を列挙してみる。
頭、額、顔、眉、睫、瞼、眼、鼻、頬、口、唇、耳、顎、首、項
肩、腋、肘、掌、手、指、爪、拳
胸、脇、臍、腹、背、尻
股、腿、膝、脛、踝、踵、足

二字熟語で表現されている人体(体表)の部位を列挙してみる。
目頭、目尻、上瞼、下瞼、蟀谷(こめかみ)、小鼻、鼻孔、耳介、耳朶、口角、上唇、下唇、上顎、下顎、
腋窩、上腕、前腕、手首、手掌、
乳房、乳首、会陰、肛門、性器
背中
大腿、下腿、膝頭、膝窩、脹脛(ふくらはぎ)、足首、足底、足背
手指、親指、示指、中指、薬指、小指
このように文字からも脳の中の小人と言語化(意識化)は比例しており、人間が顔にこだわることが良く分かります。だから、自画像と言えば、画家はおそらく何の疑いもなく顔を描くのだろうと思う。別に脛を描がいてもいいはずだが、そのような脳の中の小人構造を持った画家はいないのだろう(仏像に於ける印相へのこだわりも無関係ではないと思う)。
 運動野に於ける手の領域の広さは、手の繊細(巧緻)な運動に対応している。脳血管障害で片麻痺になった場合、下肢に比べ上肢の機能回復が難しいのは、上肢は下肢よりはるかに複雑な動きをしなければならないからである。
 感覚野に於ける足(足底)の領域の広さは、直立歩行する人間にとって、足底(特に踵や親指・親指の付け根にメカノレセプターという感覚受容器が豊富に存在します)からの感覚入力が非常に重要だからである。単に、歩行やバランスを取る為だけではなく、脳幹網様体も刺激されるため意識を清明に保つうえでも足の裏のセンサーは重要な役割を担っている。認知症ケアに於いてユマニチュードの技法として、可能ならば立たせる、さらに、可能ならば歩行させるというのも足底への刺激を意識しての事であろう。看護師の紙屋克子氏が脳外傷から重度の意識障害になってしまい医療から見放されてしまった患者の意識回復を看護の力で回復させようとして実践していた、患者と一緒にトランプリンの上に立たち、バウンドによる上下運動を行うという技法も足底からの感覚入力を応用したものだろうと思う。紙屋氏は,「看護師に期待することは何ですか?」という質問に「やさしさ」と答える人がいると寂しくなると言っています。看護師に期待されるもの、それは、「プロフェッションとしての感性」つまり、「単なる人間としての豊かな感性」ではなく、「専門職としての研ぎ澄まされた感性」だと言っています。余談だが、精神科医の中井久夫氏は統合失調症の患者に於いても足の裏の清潔さを保ち、角化を解消することが大切であると指摘しています。それ程、足底からの感覚入力は重要なのである。

はたらけど
はたらけど猶わが生活楽にならざり
そっと足音に耳を澄ます
一歩、もう一歩
自分の道を深めて行こう

            ケアプランふくしあ 木藤  


Posted by ふくしあ-セブンスマイル at 08:27コメント(0)
ケアプランふくしあ-居宅介護支援

2019年01月16日

ノロウイルス

 急性胃腸炎を引き起こすノロウイルスが国際ウイルス命名委員会によって正式に命名されたのが2002年の夏だそうです。人の腸管でしか増殖せず、培養できないのでなかなか有効な対策や研究が進まないようです。(大阪大の研究チームが、iPS細胞から腸管上皮細胞をつくり、そこにノロウイルスを混ぜ、増殖することを確認した。という記事がH30.11にネット上に公開されていました。)
 主な感染経路はもともと汚染された食物の摂取(経口感染)によるものと、感染した人が調理中に手指等を介して食品や水を汚染し、その汚染食品を食べたり飲んだりすることによる、手指を介した糞便の経口摂取(糞口感染)によるものがあります。その他、感染者の糞便・吐物およびこれらに直接または間接的に汚染された物品類に付着したものが乾燥後、埃として舞い上がり、それを経口摂取(塵埃感染)することで罹患する事があります。
 感染対策としては食品の加熱と手洗いが基本で、感染源(吐物等)に対しては次亜塩素酸ナトリウムによる消毒くらいしか手立てがないようです。ノロウイルスの感染力が強い事と、サイズが極小(38ナノメートル)な事も対策を難しくしているようです。(マウスによる動物実験でマイタケを食べさせると免疫力が高まり、体内のウイルスが減ることが確認されているそうです。)

 ノロウイルスを100万倍拡大するとほぼピンポン玉位(4センチ)の大きさになります。人体を同じく拡大するとほぼ本州くらいの大きさになります。対策の難しさを想像する事が出来ます。地球を100万分の1に縮小すると直径約13メートルの球体になります。人体を同じく縮小すると1.5~1.7マイクロメートルになります。ほぼ大腸菌レベルの大きさになります。地球環境(ガイヤ)からすれば人間は悪玉菌みたいなものなのかも知れません。さらに8分の1に縮小し地球をほぼ人体大位(1.6メートル)にすると、人体は約200ナノメートルくらいの大きさになります。ウイルスレベルのサイズです。ノロウイルスが人の腸管でしか増殖できないように、外部エネルギーを多量に必要とする人間の生存が、地球への絶対依存の上にしか成り立たない事を思うと、ノロウイルスと人間が機能的には相似しているように思えてきます。
 ノロウイルスに感染すると下痢と嘔吐により体内の水分が失われる為、乳幼児と高齢者は脱水症に注意しなければなりませんが、健康な成人が感染した場合には、いいデトックスが出来た、人間だって悪玉菌みたいなものなんだから“ノロちゃんありがとう”くらいの気持ちで同じ地球という生命圏で共存していけばいいじゃないかと個人的には思っています。

 消毒対策としては、基本的に嘔吐物や下痢便等で直に汚染された物(床や容器等)の処理には0.1%の次亜塩素酸ナトリウムで消毒、ドアノブや手すりなど人を介して汚染の可能性のある場所は0.02%の次亜塩素酸ナトリウムで消毒する必要があります。
 市販されている家庭用塩素系漂白剤(ハイター、ブリーチなど)は5~6%位の濃度(次亜塩素酸ナトリウム)の物が主流のようです。これを使用して消毒液を作る場合の希釈は下記の方法で求められます。
・必要量(ml)×使用する濃度(%)÷原液の濃度(%)=原液の量(ml)
0.02%の消毒液を1000ml作る場合
1000×0.02÷5=4 即ち4mlの漂白剤に996mlの水を加えれば次亜塩素酸ナトリウム濃度0.02%、1000mlが作れます。
通常、ハイター容器のフタに入る量は25ml、ペットボトルのフタに入る量は5mlだそうです。

            ケアプランふくしあ 木藤
  


Posted by ふくしあ-セブンスマイル at 08:26コメント(0)
ケアプランふくしあ-居宅介護支援

2019年01月09日

新年を迎えまして

本年は年号も変わる特別な年きらきら
改めましてよろしくお願い申し上げます。

富士夕焼け

本当は初日の出を載せたいところでしたが、今年も起きれませんでしたface_07
皆様はどんな年末年始をお過ごしでしたでしょうか
朝晩は寒い日が続いていますが、比較的天気の良い日が続いています。
雪国で暮らされている方は大変ですね。年明けに北海道でも飛行機が何日も飛ばなかったり、ニュースで聞きました。

天気がいい日が続いても、乾燥した毎日で、インフルエンザや子どもたちもリンゴ病が流行しているとかface_08
インフルエンザは、高齢の方が発症すると重篤になることも多いです。
そこで、予防接種に加え、かかりにくい体づくりが大切。
そのために、『免疫力を高める』ことが大切なことだと思います。

免疫力を高めるためにはいろいろあるとは思いますが、今日はいくつか紹介します

1、質の良い睡眠をとる。お昼寝や、休憩中の仮眠など短時間でも上がるとの事です。
2、腸内環境を整える。これは食品で、乳酸菌、ビフィズス菌、オリゴ糖を含む食品をとる事がいいようです。
3、そしてこれが一番のお薦め「笑う」
どうして笑うことがいいのでしょう?それは「ストレス解消」になるからですって。よく笑って、ストレスを吹き飛ばして、
免疫細胞を活性化させる。その他自律神経のバランスを整えることにも役立つそうです。
4、もう一つは、体温を高める。体を冷やさないように、入浴する、適度な運動をするなど36、5°以上の体温を保つ
よう心掛けることもいいようです。

いかがでしょうか?
これからまだまだ厳しい寒さが続くとは思いますが何とか乗りきっていきましょう。

 ケアプランふくしあ檜木が担当しました。


  


Posted by ふくしあ-セブンスマイル at 09:39コメント(2)
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2018年08月31日

山の日

 今日で8月も終わり。あまりにも厳しい暑さだったせいか1か月が長かったような気がします。
一昨年から制定された8月の祝日「山の日」にちなんでというわけではありませんが北アルプス・燕岳(2763m)へ登ってきました。

燕岳は美しい山容から北アルプスの女王と呼ばれていて1度は登ってみたいと思っていましたが登山歴浅く、高所があまり得意ではない私には刺激的な体験でした。ひたすら登りの5時間半は特に危険な個所はないものの、かなり暑くて滝のような汗をかきながら、高山病になることもなく無事登頂!山頂からの景色は想像以上の絶景。生きてて良かった・・はオーバーかな?
そして人気の山小屋で1泊。満員御礼の山小屋では1枚の布団に寝るのは2人。背中合わせは知らない男性で一睡も出来ず朝を迎えました。


山に沈む夕日、満天の星空、日の出と素晴らしい景色は感動的!きらきら



どちらが朝日でどちらが夕日でしょうか。

お日様パワーを頂き、いざ下山!
あとは下るだけと、甘く考えて勢いに任せて下山していたら半分を過ぎたあたりから膝⇒もも⇒腰と痛みに襲われ登山口に戻ってきたあたりからは前腿が悲鳴を上げ、後ろ向きに歩いていました。
ペース配分・休憩の取り方・山の歩き方勉強不足だったと反省。
もう2度と登らない!なんて考えながら下りていたのが、終わってみるとまた登りたい!に代わっていて、これが山の魅力ですね。
途中出会った83歳の女性は毎年登っているとの事。
小柄な体格に大きなリュックを背負い、しっかりした足取りで歩いていらっしゃいました。
余裕の笑顔にこれまでの人生を想像してしまいました。
私は一体いくつまで登れるのでしょう。

                                            ケアプランふくしあ 黒田でした。

  


Posted by ふくしあ-セブンスマイル at 12:41コメント(0)
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