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2021年02月01日

新型コロナウイルス感染拡大による対応

 1月に入ってから吉川市においても新型コロナウイルスの感染状況の様相が変わってきた印象があります。1月31日時点での吉川市の感染者累計216名、近隣の越谷市1,229名、三郷市584名、松伏町72名(1/28)となっています。私たちの日常の業務においても、陽性者の方と接する機会が出てきているような状況となっております。かような状況を受け、当事業所は職員の分散出勤という業務形態を取り入れリスクの分散と事業の継続を図っていくことと致しました。
 新型コロナウイルスの潜伏期間は14日間であるとされており、平均では4〜6日ほどで発症するようです。検査の結果、新型コロナウイルス感染が陽性であった場合には、発症する3日前から発症後7~10日間程度が感染可能期間、いわゆる人にうつしてしまう可能性のある期間とされています。
 潜伏期間が14日間あることから、新型コロナウイルス感染者と濃厚接触した場合には、14日間の隔離が必要とされています。
 今後、市内の感染状況に応じて、ご自宅への訪問は避け電話での相談や状況確認をさせて頂いたり、訪問が必要な時には、出来るだけ『1メートル以上の距離、15分以内』の滞在を心掛け私たち自身も感染拡大の媒介者にならないよう充分注意して参りたいと存じます。
 皆様には担当ケアマネジャーと連絡が取りにくいといったようなご不便をおかけする事があろうかと思います。2グループに分かれて交代で出勤していますので、ご相談いただいた内容については担当ケアマネジャーに連絡・調整・対応させていただきます。何卒ご理解とご協力のほどお願い申し上げます。

 PCR検査の感度は北海道大学大学院医学研究院の豊嶋崇徳教授らの調査によると、約90%、特異度は99.9%以上だそうです。特異度が99.9%以上という事は、偽陽性の問題は殆どないのでしょうが、感度が約90%(検体採取時の手際や時期の影響がかなり大きいのであろうと思います)ということなので、数字上、新型コロナに感染していたとしてPCR検査を10回受けた時1回は陰性(偽陰性)の判定が出てしまうということなので、なかなか悩ましい数字だと思います。
 感染症法上、新型コロナウイルス感染症については、期限付きで指定感染症2類相当として位置付けられていますが、その期間が令和3年2月6日をもって終了します。医療のひっ迫状況によっては、3類、4類相当として新たに位置付けられる事になるかも知れません。それによって医療、介護業界も影響を受ける事になると思われますので、注視して行きたいと思います。緊急事態宣言も2月7日までとなっておりますが、現状では延長になりそうです。
 新型コロナウイルス感染症の拡大は続きそうです。立春近しとはいえまだまだ寒い日も続きそうです。くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。
          ケアプランふくしあ  木藤


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Posted by ふくしあ-セブンスマイル at 10:24│コメント(0)
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